つきなみげぇむ

今日はオトメイトさんの薄桜鬼シリーズ、PS3 薄桜鬼 巡想録を書いていきます。
このゲームは、PS2で発売されていた「薄桜鬼 新撰組奇憚」と「薄桜鬼 随想録」を一本にまとめ、さらには"AAS(アクティブアニメーションシステム)"というシステムが採用されたものです。
AASというのは、瞬きはもちろん、呼吸などの動作も取り入れられて目の前にキャラがいるように見せるシステムのことです。
私はまだ薄桜鬼を持っていなかったし、PS3は持っていたし、作品自体も気になっていたので、PS3で発売すると聞いてからずっと待っていました。
……一本で二度おいしいってなんかお得だし！
ちなみに、薄桜鬼シリーズはいろんなハードで発売されております（PS2・PS3・PSP・DS・3DS）
購入する際はお好きなものをどうぞ。
個人的には、PS3のほうが一本にまとまって楽だと思います。




薄桜鬼 巡想録 OP

ストーリー
幕末、文久三年から物語は始まる。主人公・雪村千鶴は江戸育ちの蘭学医の娘。父・綱道は京で仕事をしており離れて生活をしていた。ある日、父との連絡が取れなくなり心配になった千鶴は、男装をして京の町を訪れる。そこで千鶴はある衝撃的な場面に遭遇し、新撰組と出会い、父の行方を共に捜すこととなる。新選組隊士達の間で起こる出来事、自身の出生、交わる新撰組の隠された秘密。幕末を駆け抜ける男達の生きるための闘いが繰り広げられる。　　（Wikipediaより抜粋）



メインストーリーは『新撰組奇憚』で、サブストーリーが『随想録』です。
前者が真面目な物語ばかりで、後者はギャグが濃い目かな。
ちなみにどうでもいい話ですが、こうして感想を書いてる時は大体記憶で書いてます。
あとはCGちら見してイベント内容思い出して書いてます。
薄桜鬼については、CGが実はPCに大体入ったりしてます。
理由は……MAD作ったからなんですけどね。
記事の一番最後にでも後で貼っておきましょう、うん。
全体的な感想としては、買って後悔など絶対しない話でした。
私は日本史とかはどちらかというと好きではないのですが、世間で新撰組を題材とした作品が多いのがちょっと理解できましたね。
そして勉強になった、なんか色々と。
年号とかは覚えられてませんが、○○の戦いとかそういうのはちょっとは……覚えられてるといいな。
新撰組好きな人には丁度いいのではないかと思います。
……ただ、好みじゃない！という人もいると思うので、強くはお勧めしないです。
でも、万人受けする作品だとは思います。
随想録での千鶴の変身が一番のお気に入りかもしれない。



個人別感想

土方 歳三　（CV.三木眞一郎）
このゲームのメインヒーローなのかな。
長いポニテを靡かせて、剣を振るう土方さん。
カッコいい、間違いなく。
一番最初の出会いからいきなり刀を突き付けられましたがね。
美形は何をしても許されるということか……。
「奇憚」の方では、他のキャラとは違い最後まで新撰組と共に書かれています。
抱きしめながら鬼から守ってくれるシーンはカッコよかったです。
そして、土方さんといえば井上さんと山崎が溢れんばかりに輝いています。
あのシーン……しばらくボタン押せなかったなぁ。
それから近藤さんと別れた後のシーンは逃せない。
あの背中が切ないです。
ラストの風間との一騎打ちも見逃せない名シーンかと思います。
のろけられる大鳥さんお疲れ様です。
「随想録」の方では、着替え中に乱入したり、芸者を連れ去ろうとしてると思われたり、酔っぱらって絡んだり、千鶴に髪を結ってもらったり忙しい方です。
とりあえず、お兄さん酒はやめとけ……。

沖田 総司　（CV.森久保祥太郎）
このゲームでのサド担当。
発言が危ない、というか怖い。
歴史上でも結核については有名ですよねぇ。
私でも知ってるくらいだから。
もし沖田総司が結核にかかっていなかったら、歴史は変わっていたんでしょうか。
「奇憚」の方では、歴史通りに池田屋で吐血し、あとは病床に臥せりますね。
ただ、性格が性格なので大人しく寝ているはずもなく……あれに手を出すわけですが。
そして沖田ルートでは薫が出てきて、まさかの展開になってしまいます。
血を舐め合うCG実は結構好きです、自分。
あと、沖田はBADの方が好きだったりします。
詳細は書きませんが、思わずうるっとしました。
「随想録」では最初の方の猫を追いかけるCG好きです。
起こしに来た時のCGはなんてサディスティックな表情！とか思ったり。
あとは高い高いするやつとか……。
顔、顔が怖いよ！
是非とも千鶴の故郷で二人仲良く暮らし続けて欲しいものです。
少しでも長く。

斎藤 一　（CV.鳥海浩輔）
一言で言うと、刀馬鹿。
刀について語らせたら長そう。
そして土方さんについていけば間違いなどないと信じてまっすぐな人。
いやもう……大好きですこういう人。
「奇憚」では売られている刀を見て見回り中にも関わらず立ち止まったりしてました。
まるで欲しいプラモをじっと見つめる少年ですね、行動が。
「時代の移り変わりと共に変わるものもあれば、変わらないものもある。」
変わらないものをこそ信じている斎藤さんは、すごく魅力的に見えました。
風間さんに立ち向かって行く斎藤さんもカッコよかったです。
「随想録」ではやっぱり用心棒として待機していた斎藤さんが、一生懸命何かを言おうとしているのに浪士が邪魔してそれを無意識に撃退してるシーンが一番面白かったです。
あとは……やっぱり最後かなぁ。
変わらないものがいいって言ったが、変わった方が良いものもあるとか言って、自分の呼び方を変えてもらえるようにお願いするシーンもいいです。
そのあとの反応がさらに……畜生かわいいな。
カッコよいのに可愛いとか反則なのが斎藤さんです。

藤堂 平助　（CV.吉野裕行）
平助はいろいろ思い悩んじゃいますね。
歴史上と同じように、新撰組を抜けるイベントがやっぱりあります。
あぁ、伊東が憎い……！
それでも、油小路の時にこっちに戻ってきてくれるのが嬉しい。
……そういえば藤堂平助生存説もあるらしいですね、ここでは触れませんけど。
でもメインキャラで一番早くあれになってしまうので、苦悩の時間も長いのだと思うと……。
「奇憚」ではさっき書いた通りの展開になります。
その後は平助らしく悩んで悩んで、本当につらそうで……見てるこっちも辛いです。
平助ルートのボスは、ボスにふさわしいお方な気がして仕方ないです。
いや、好きですけどね！
そしてEDのあの笑顔が忘れられない。
「随想録」では布団を抱き枕にして寝ている可愛い平助が見られます。
寝起き可愛いよ寝起き。
雪合戦のイベントもいいけど、やっぱり風間と話してて笑うイベントが一番好きかな。
ずっと敵対してたのに結構打ち解けてるじゃないか、みたいな。
不意打ちチューときめいたよ。

原田 左之助　（CV.遊佐浩二）
多分このゲームで一番尊敬する。
男は女を守るもんだって言って、それを最後まで守り通す。
それもすごいと思うけど、最後まであれに手を出さないのが一番すごいと思う。
おまけで羅刹化したCGありましたけど、使わないストーリーでも全然よかったです、むしろこっちでよかった。
腹芸はもういいよ。
「奇憚」では、頭を撫でてくれる人にハズレなどない！
という感じで、いい男さを振りまいていらっしゃいました。
羅刹について疑問を感じるまともな考えの人ですね。
女を黙らせる方法はこれしか知らねぇんだ、とか言ってキスするような人。
お気に入りのシーンは千鶴が左之助から離れようとした時のシーン。
「惚れた女が死んじまうかも知れねえってのに、黙って見過ごせるかよ」
左之おおおおおおおおお！ってなりました。
あとは新八との友情もやっぱりいいですよね。
「随想録」でも相変わらずの紳士的ないい男です。
千鶴を気遣って千姫にお願いしたり。
こんな男がリアルでいたら、間違いなくモッテモテですね。
子育て頑張れ。

風間 千景　（CV.津田健次郎）
敵対することが多い千景ですが、惚れこんだらすごいっす。
最初の時はなんだこいつ、とか思ったりしたんですが。
攻略してみると結構いいやつと思ったりね。
まぁそんなものかもしれない。
「奇憚」では新撰組からはぐれた千鶴を保護して、さらには新撰組を追うのを手伝ってくれます。
泣いた千鶴を抱きしめたり……。
拒否されなくてよかったな、ちー様。
そして最後まで付き合ってくれた後は、鬼の里で待つって言ってチューしやがるんですね。
思わずニヤニヤしてました、自分。
「随想録」では、偶然遭遇した千鶴のあごをくいっと持ちあげたり。
……ホントにやる人あんまりいないよね！
あとは千鶴の故郷に行ったり。
結構千鶴のことを大切にしてくれるのがいい。
そしていつまでたっても来ない千鶴を迎えに来ちゃったりね。
私がちー様に言う事は一つだな。
いちゃいちゃするならもうちょっと人目につかないところでやらないと千鶴ちゃんかわいそうよ！

その他キャラ
近藤 勇　（CV.大川透）
嫁さんいるからまぁ攻略キャラってのは無理だとは思っていました。
いい人だけど、途中からなんとなーくおかしくなってた気もする。
近藤さんはずっと地位なんてなくてもよかったんじゃないかと、ちょっと思っていました。

山南 敬助　（CV.飛田展男）
眼鏡が輝くお人。
貴方を怖いと思う時期が私にもありました。
多分本当はすごい優しい人なんだろうなぁ。

永倉 新八　（CV.坪井智浩）
新撰組のお笑い担当。
きっと残念なイケメンとはこの人のこと。
健康診断のCGが忘れられないよ。

井上源三郎　（CV.小林範雄）
癒し系おじさま。
食べ物大事にしない人たちには厳しいけど、普通は凄い優しい。
土方さんルートで泣かせてくれた人。

山崎 烝　（CV.鈴木貴征）
何故攻略キャラじゃないのかと叫びたい。
土方さんルートで泣かせてくれた人。
随想録ではちょっとはっちゃけてて好きです。

島田 魁　（CV.大羽武士）
よっ甘党！
土方さんルートでは最後まで仕えてくれる人。
山崎の相棒みたいになってる。

天霧 九寿　（CV.山口りゅう）
風間の部下。
鬼の3人の中ではきっと一番まともな人。
もう千姫のところで仕えちゃいなYO。

不知火 匡　（CV.吉田裕秋）
風間の仲間。
原田ルートではいっぱい出てくる。
友達を大切にするいいやつ。

南雲 薫　（CV.伊藤葉純）
妹が幸せそうだからって拗ねるなよ。
なんというか、もうちょっと救いが欲しかったなぁ。

千姫　（CV.石川綾乃）
可愛い可愛い可愛い可愛い。
とあるルートではまさかの人とくっつくことになるけど。
とってもいい子！



他にも数人キャラはいるんですが、このへんでやめておこうかな。
とりあえず私が言えることは、女の子キャラが可愛くて仕方がないと言う事です。
千鶴も千姫も可愛い。
おまけ要素もよかったです。
学園物は本当に笑わせてもらいました。
ごちそうさまでした！！



それでは、また次の記事でお会いしましょう。

次回予告：QuinRose作品　ジョーカーの国のアリス



あと、自分の作ったMAD貼っておきます、宣言通り。