つきなみげぇむ
乙女ゲームの感想を呟き続けるブログです。
2011
今回は、オトメイトさんの夏空のモノローグについて書いていきます。
この作品は久々にボロボロ泣いたゲームでした。
絵も綺麗だし、声優さんももちろん最高でした。
シナリオもとってもよくて、プレイした人が周りにいなくて残念だなと思ってます。
乙女ゲー好きな人には勧めたりしてみてます。
夏空のモノローグ OP
この作品は久々にボロボロ泣いたゲームでした。
絵も綺麗だし、声優さんももちろん最高でした。
シナリオもとってもよくて、プレイした人が周りにいなくて残念だなと思ってます。
乙女ゲー好きな人には勧めたりしてみてます。
夏空のモノローグ OP
ストーリー
舞台は海にほど近い田舎町、土岐島市。
主人公・小川葵はいつもと同じように過ごしていた。
平凡な風景の中にそびえ立つ、超高層建築物『ツリー』。
30年前に突如現れ、にわかに全国を騒がせたそれも、今やただ寂れた観光資源に過ぎない。
そんな中、葵の所属していた科学部は廃部が決定。
面々は連れ立ってはイブ前日である、7月29日。
『ツリー』観測へと赴く。
その日、その時、その瞬間――。
『ツリー』は歌いだし、
――7月29日は、ループを始めた。
(公式より抜粋)
移植はいつですか、と言いたくなります。
これはもう、PSPでもう一度やりたくなるゲームですね。
ギャグパートはもちろん凄く笑えましたし、真面目なストーリーもまたよかったです。
特に木野瀬、篠原が泣けました。
このゲームに何度泣かされた事か……。
私の涙腺が緩いだけならいいけど、おそらく普通に感動的な話です。
このゲームが気になる方は、公式で体験版がプレイできます。
本当に少しですけど、システムとかを見るならこれで十分じゃないでしょうか。
個人別感想
木野 瀬一輝 (CV.阿部敦)
顔が怖いから色々と言われるけど、実は一番の常識人。
科学部の副部長で、苦労人のツッコミ担当。
顔について何度もいじられる可哀想な人。
ストーリーは個人的に1・2を争うくらい好きです。
いろんなルートをやると、あちこちにフラグがちりばめられてるのが分かりますね。
このゲーム結構いろんなところにフラグがばらまかれてるんです。
そういうのも全部覚えていると、プレイしていたこういうことだったのかー!!
と叫びたくなる事間違いなし。
カガハルとは違って、自分の想いを秘めたままに葵ちゃんを見守ろうとする人。
仕方ないとは思うけど、もっと想いを伝えてもよかったと思うんです。
木野瀬は、記憶をなくす前の葵ちゃんと……だったんですよね。
いや、ここは伏せておこう。
それで彼はずっと自分のせいでそうなってしまったのだと責め続けていました。
そして自分との昔の関係を知られた木野瀬は、姿を消してしまうんです。
きっとこれ以上近付いたら、自分の事を思い出してほしいと願ってしまうから。
自分のせいでそんな状態にしてしまったから。
だから自分は離れたところで見守るべきだと思ったのでしょう。
……せつねぇ(´・ω・`)
そんな木野瀬に何度も自分の想いを告げる葵ちゃん……素敵!
そして何度も迷ってからようやく振り切った木野瀬は、もう一度今の葵ちゃんに告白をしてくれます。
「……大好きだ。今も昔も関係ない。あの夏からずっとずっと、お前のことが大好きだった。心の底からずっと、大好きだったんだ!」
よく言ったぞ木野瀬!
と思ったのはきっと私だけじゃないと思う。
加賀 陽 (CV..高橋直純)
葵ちゃん大好きで、葵ちゃん目当てに科学部に入部したギャグ担当No.2。
アタックして見事に玉砕する光景を何度も見ましたね。
よくあれだけ玉砕しているのに立ち向かえるものですね。
他キャラの時も好きーって言い続ける人ですが、空気が読めるのはいいところですね。
部長と同じく、ルートに入ると大分雰囲気が変わる人です。
馬鹿担当な人はルートに入ると大人しくなる傾向でもあるのだろうか。
カガハルは記憶を失う前の葵ちゃんに会って、そして恋をしていたんですね。
でも次に再会した時は葵ちゃんは記憶を失ってしまっていて……。
それでも今も昔も変わらないと言うカガハルは懐のでかいやつだと思います。
カガハルについては先生が事情を教えてくれます。
葵ちゃんには優しいね、先生。
カガハルは夢に向かっているから明日が来なければならない。
でも葵ちゃんは明日を迎えるのが怖くて、今日に留まりたいと思ってしまいます。
そんな葵ちゃんに
「知ってますよ。先輩」
と優しく言うカガハル。
いい男だなおい。
もし葵ちゃんに会っていなかったら、今頃カガハルは夢をあきらめてしまっていたのでしょう。
だからこそ、カガハルは葵ちゃんを想い続けていました。
昔の葵ちゃんも今の葵ちゃんも変わらない。
そういうカガハルって、本当にすごい奴だなーと思います。
でもごめん、カガハル。
私君をやる前に木野瀬をやっちゃったから、あまり覚えてないんだ。
カガハルルートで期待したのは、絵がもっと見たかったな~ということかな。
カガハルルートの木野瀬は、木野瀬クリア後だとちょっとしんみりしちゃいました。
お前もいい男だ木野瀬。
沢野井 宗介 (CV.高橋伸也)
想像の斜め上を突き進んで行く天才。
残念な天才。
科学部の部長で、色々な思い付きをしては部員達を巻き込むトラブルメーカー。
ギャグ担当No.1で、打たれ弱いのが特徴。
毎回犬に追いかけられてやってくる部長。
そして何故か宇宙服を着用する事が良くある。
なのに歌を歌わせると、動物達が寄ってくるくらい繊細な歌声を持っていたり。
すごく無駄な才能に溢れるお方です。
大体このゲームで驚く要素は部長です。
あと、部室に取り付けられる看板が楽しみでした。
折角上手くかけたのになんか足跡ついてたりとか……。
ルートに入ると、共通パートで見ていた部長から、大分落ち着いた部長になります。
つまり、あの部長が大人しく……。
部長ルートに入ると、研究所で二人タイムマシンを作ります。
タイムマシンを作って過去を変えるのが目的ですね。
その辺の理由の詳細は書きません。
部長ルートは正直やばかったです。
普段がすごく笑えただけに、部長ルートは切なかった。
ループの中でタイムマシンを作って過去を変えようとしたけど、そのせいで科学部がなくなってしまうのも嫌で。
凄く悩んだり、自分を責めたりしたけど結局背中を押されて過去に行ったんです。
でも、変えることができなかった。
「救えなかったんじゃない! 救わなかったんだ!」
という台詞に思わず涙腺が緩みました。
最終的に分かる事ですが、部長はループの原因とかツリーに関する事とか全部知っていて、知った上でずっと行動していたんだなーと思うと切なさが増しました。
エンディングでは部長と付き合いだしたと知った先生が、
「て、てめぇ、こら! まさか俺の可愛い教え子に一服盛ったんじゃねえだろうな!」
という言葉に
「僕の愛の言葉こそが、彼女にとっての最上のホレ薬だったと言うわけさ!」
と切り返す部長に拍手を送ろうと思います。
他ルートでの部長はすごくカッコよかったです。
篠原 涼太 (CV.代永翼)
このゲームのツンデレ担当は貴方です。
科学部一年だけど、先輩だろうが先生だろうがきつい発言をする毒舌な子。
皮肉が最高に面白い。
でもいつも他人と距離を置いてしまっている人です。
篠原は、一度クリアした後にもう一度CGを眺めることをお勧めします。
何故かって……?
素晴らしいからさ!!
嫌われてるんじゃないかと思うくらいに冷たい切り返しをされまくります。
ルートに入ると、篠原の言動に何かおかしいところがあるなーと気づくことに。
篠原が読んでいる本の題名を覚えておきましょう。
少しすると、図書館で篠原の昔の「親友」が現れます。
そして聞いてしまう、彼のいきさつ。
ああああ、なんでそんなことに……。
この後葵ちゃんと篠原はデートをするわけです、色々あって。
パフェの時の二人がすごくニヤニヤです。
ループの中で何度もデートをしてどんどん距離が近づいたある日のこと。
「迷惑なわけないですよ。好きな人のそばにいられるのは、幸せな事じゃないですか」
「え……。あ……あの……確認していいかな。あの……私の勘違いだったら、本当に申し訳ないんですけども。今のは……その……ひょっとして……一般に愛の告白と呼ばれるものでは?」
「……図らずとも、愛の告白と呼ばれるものだと思います。……口が滑りました」
可 愛 い な こ い つ ら。
でも幸せな時間はずっとは続かなくて……。
篠原の「病気」が悪化してしまいます。
「どうか、どうか、どうか、どうか神様、どうかお願いですから」
これはもう涙腺崩壊してました。
篠原ルートは数回泣かされます。
ずっと一緒にいたいって言った後、この瞬間だけは忘れたくないって言った篠原にうるっとしました。
浅浪 皓 (CV.井上和彦)
プラモ大好きなダメ教師。
ゲーム中でもやる気のない様子が結構書かれています。
科学部の顧問で、記憶をなくしてしまった主人公の保護者のような人。
暇があればプラモ作ってる、だらけてるけどいい先生です。
専任講師の役職を貰う為に葵ちゃんと向き合ってくれてたのですが、いつの間にか積極的に面倒見てましたね。
記憶をなくした主人公が最初に心を開いたのが先生だったりします。
ゲーム中に
「男はオオカミだ、危険だ」
とか主人公に教える姿は面白かったなぁ。
部員たちにダメ大人の烙印を押されても、葵ちゃんが全部肯定的に返したり。
その発言の数々がぶっ飛んでて面白かったです。
葵ちゃん天然で可愛い。
そして先生ルート。
ルートに入ると、先生の弟である翔くん(CV.水口まつり)が出てきます。
科学部がなくなってしまう理由が、これなんですよね……。
先生ルートでは、一日ループが起きていてよかったと思います。
ループしているからこそ、翔くんと仲良くなり、一緒に遊ぶことも出来てよかったです。
でもやっぱり「終わり」は来てしまうんです。
「ループ……ずっと続けばよかったのになあ……」
あと7日でループが終わると部長が言った後の先生のこの台詞。
涙腺が緩んでました。
そんな先生を見て、葵ちゃんが部長にループをもう少し長引かせてくれとお願いしに行きます。
全て聞いた部長は
「君は僕を【強い人】と言ったが……【強い人】なんてこの世にはいない。強くあろうと頑張っている人たちがいるだけだ」
と言います。
部長いい事言うな……部長クリア後だと余計にぐっとくる。
三人で家でご飯を食べるシーンなんて、もうこいつら家族だろって思ってました。
しかし、告白シーンは決まらなかった……。
妹的な意味で?→いや、嫁的な意味で。
先生らしくていいんじゃないかな。
綿森 楓 (CV.岡本信彦)
なんかちらちら現れる不思議系男子。
全員クリアすることでようやく攻略出来るようになるキャラクター。
そして、物語の全てを知っている人。
このゲーム、「ループ」していたのです。
一日どころか、もっと長いループを何度も何度も繰り返しているんです。
それがわかるのが、綿森ルートです。
その「ループ」を抜け出すためには、主人公が自分の為に明日を願わなければなりません。
だから、今までにプレイした「ルート」は……。
というのがこのゲームの真実です。
綿森の過去はおまけ要素のツリーピースで見ることができます。
それを見ていると、綿森の苦しみやら部長とのつながりやら色々分かるようになってます。
本当にこのゲームのシナリオはよく作りこまれてるなぁ、と思います。
主人公がずっと苦しんでいた事が解決するシーン。
あのシーンは泣けました……。
だからダメよ、そういうのは泣いちゃうって。
そのおかげでようやく、明日が来てほしいなと思うようになる葵ちゃん。
それから、名誉部員になる綿森。
嬉しいけど部長に引け目がある綿森は
「しかし、いいのか。僕は君にとって…」
と言うのですが、部長は
「あれはただの八つ当たりだ、ごめんなさい!」
という部長が素敵過ぎて仕方がないです。
という感じです。
あまり有名ではありませんが、私のお気に入りの一つに入ってます。
……お気に入りゲームいっぱいあるけど!
ちなみにお気に入りキャラクターは……いません。
というか、皆等しく好きですね。
どのキャラにも好感が持てた良いゲームでした。
私もその科学部入りたい……。
部長の発明に振り回されるのは大変そうだけど、それでも参加したいなぁ。
主人公可愛いです。
先生を純粋に崇拝してるところとか…。
思わず先生が、もうちょっと真面目に生きようかなって考えてしまっていました。
一年ループっていう設定があるせいでそれぞれのキャラとのその後の風景が書かれないのは残念。
それとこのゲームのエンディング曲がお気に入りです。
しかしフルがどこにもない……チクショウ。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
次回予告:澪~MIO~作品(PSP版はQuinRoseが協力) あさき、ゆめみし
PSP版の感想も書きたいので、うpし終えたらすぐにプレイ開始します。
(PC版は既にフルコンプ済みです)
舞台は海にほど近い田舎町、土岐島市。
主人公・小川葵はいつもと同じように過ごしていた。
平凡な風景の中にそびえ立つ、超高層建築物『ツリー』。
30年前に突如現れ、にわかに全国を騒がせたそれも、今やただ寂れた観光資源に過ぎない。
そんな中、葵の所属していた科学部は廃部が決定。
面々は連れ立ってはイブ前日である、7月29日。
『ツリー』観測へと赴く。
その日、その時、その瞬間――。
『ツリー』は歌いだし、
――7月29日は、ループを始めた。
(公式より抜粋)
移植はいつですか、と言いたくなります。
これはもう、PSPでもう一度やりたくなるゲームですね。
ギャグパートはもちろん凄く笑えましたし、真面目なストーリーもまたよかったです。
特に木野瀬、篠原が泣けました。
このゲームに何度泣かされた事か……。
私の涙腺が緩いだけならいいけど、おそらく普通に感動的な話です。
このゲームが気になる方は、公式で体験版がプレイできます。
本当に少しですけど、システムとかを見るならこれで十分じゃないでしょうか。
個人別感想
木野 瀬一輝 (CV.阿部敦)
顔が怖いから色々と言われるけど、実は一番の常識人。
科学部の副部長で、苦労人のツッコミ担当。
顔について何度もいじられる可哀想な人。
ストーリーは個人的に1・2を争うくらい好きです。
いろんなルートをやると、あちこちにフラグがちりばめられてるのが分かりますね。
このゲーム結構いろんなところにフラグがばらまかれてるんです。
そういうのも全部覚えていると、プレイしていたこういうことだったのかー!!
と叫びたくなる事間違いなし。
カガハルとは違って、自分の想いを秘めたままに葵ちゃんを見守ろうとする人。
仕方ないとは思うけど、もっと想いを伝えてもよかったと思うんです。
木野瀬は、記憶をなくす前の葵ちゃんと……だったんですよね。
いや、ここは伏せておこう。
それで彼はずっと自分のせいでそうなってしまったのだと責め続けていました。
そして自分との昔の関係を知られた木野瀬は、姿を消してしまうんです。
きっとこれ以上近付いたら、自分の事を思い出してほしいと願ってしまうから。
自分のせいでそんな状態にしてしまったから。
だから自分は離れたところで見守るべきだと思ったのでしょう。
……せつねぇ(´・ω・`)
そんな木野瀬に何度も自分の想いを告げる葵ちゃん……素敵!
そして何度も迷ってからようやく振り切った木野瀬は、もう一度今の葵ちゃんに告白をしてくれます。
「……大好きだ。今も昔も関係ない。あの夏からずっとずっと、お前のことが大好きだった。心の底からずっと、大好きだったんだ!」
よく言ったぞ木野瀬!
と思ったのはきっと私だけじゃないと思う。
加賀 陽 (CV..高橋直純)
葵ちゃん大好きで、葵ちゃん目当てに科学部に入部したギャグ担当No.2。
アタックして見事に玉砕する光景を何度も見ましたね。
よくあれだけ玉砕しているのに立ち向かえるものですね。
他キャラの時も好きーって言い続ける人ですが、空気が読めるのはいいところですね。
部長と同じく、ルートに入ると大分雰囲気が変わる人です。
馬鹿担当な人はルートに入ると大人しくなる傾向でもあるのだろうか。
カガハルは記憶を失う前の葵ちゃんに会って、そして恋をしていたんですね。
でも次に再会した時は葵ちゃんは記憶を失ってしまっていて……。
それでも今も昔も変わらないと言うカガハルは懐のでかいやつだと思います。
カガハルについては先生が事情を教えてくれます。
葵ちゃんには優しいね、先生。
カガハルは夢に向かっているから明日が来なければならない。
でも葵ちゃんは明日を迎えるのが怖くて、今日に留まりたいと思ってしまいます。
そんな葵ちゃんに
「知ってますよ。先輩」
と優しく言うカガハル。
いい男だなおい。
もし葵ちゃんに会っていなかったら、今頃カガハルは夢をあきらめてしまっていたのでしょう。
だからこそ、カガハルは葵ちゃんを想い続けていました。
昔の葵ちゃんも今の葵ちゃんも変わらない。
そういうカガハルって、本当にすごい奴だなーと思います。
でもごめん、カガハル。
私君をやる前に木野瀬をやっちゃったから、
カガハルルートで期待したのは、絵がもっと見たかったな~ということかな。
カガハルルートの木野瀬は、木野瀬クリア後だとちょっとしんみりしちゃいました。
お前もいい男だ木野瀬。
沢野井 宗介 (CV.高橋伸也)
想像の斜め上を突き進んで行く天才。
科学部の部長で、色々な思い付きをしては部員達を巻き込むトラブルメーカー。
ギャグ担当No.1で、打たれ弱いのが特徴。
毎回犬に追いかけられてやってくる部長。
そして何故か宇宙服を着用する事が良くある。
なのに歌を歌わせると、動物達が寄ってくるくらい繊細な歌声を持っていたり。
すごく無駄な才能に溢れるお方です。
大体このゲームで驚く要素は部長です。
あと、部室に取り付けられる看板が楽しみでした。
折角上手くかけたのになんか足跡ついてたりとか……。
ルートに入ると、共通パートで見ていた部長から、大分落ち着いた部長になります。
つまり、あの部長が大人しく……。
部長ルートに入ると、研究所で二人タイムマシンを作ります。
タイムマシンを作って過去を変えるのが目的ですね。
その辺の理由の詳細は書きません。
部長ルートは正直やばかったです。
普段がすごく笑えただけに、部長ルートは切なかった。
ループの中でタイムマシンを作って過去を変えようとしたけど、そのせいで科学部がなくなってしまうのも嫌で。
凄く悩んだり、自分を責めたりしたけど結局背中を押されて過去に行ったんです。
でも、変えることができなかった。
「救えなかったんじゃない! 救わなかったんだ!」
という台詞に思わず涙腺が緩みました。
最終的に分かる事ですが、部長はループの原因とかツリーに関する事とか全部知っていて、知った上でずっと行動していたんだなーと思うと切なさが増しました。
エンディングでは部長と付き合いだしたと知った先生が、
「て、てめぇ、こら! まさか俺の可愛い教え子に一服盛ったんじゃねえだろうな!」
という言葉に
「僕の愛の言葉こそが、彼女にとっての最上のホレ薬だったと言うわけさ!」
と切り返す部長に拍手を送ろうと思います。
他ルートでの部長はすごくカッコよかったです。
篠原 涼太 (CV.代永翼)
このゲームのツンデレ担当は貴方です。
科学部一年だけど、先輩だろうが先生だろうがきつい発言をする毒舌な子。
皮肉が最高に面白い。
でもいつも他人と距離を置いてしまっている人です。
篠原は、一度クリアした後にもう一度CGを眺めることをお勧めします。
何故かって……?
素晴らしいからさ!!
嫌われてるんじゃないかと思うくらいに冷たい切り返しをされまくります。
ルートに入ると、篠原の言動に何かおかしいところがあるなーと気づくことに。
篠原が読んでいる本の題名を覚えておきましょう。
少しすると、図書館で篠原の昔の「親友」が現れます。
そして聞いてしまう、彼のいきさつ。
ああああ、なんでそんなことに……。
この後葵ちゃんと篠原はデートをするわけです、色々あって。
パフェの時の二人がすごくニヤニヤです。
ループの中で何度もデートをしてどんどん距離が近づいたある日のこと。
「迷惑なわけないですよ。好きな人のそばにいられるのは、幸せな事じゃないですか」
「え……。あ……あの……確認していいかな。あの……私の勘違いだったら、本当に申し訳ないんですけども。今のは……その……ひょっとして……一般に愛の告白と呼ばれるものでは?」
「……図らずとも、愛の告白と呼ばれるものだと思います。……口が滑りました」
可 愛 い な こ い つ ら。
でも幸せな時間はずっとは続かなくて……。
篠原の「病気」が悪化してしまいます。
「どうか、どうか、どうか、どうか神様、どうかお願いですから」
これはもう涙腺崩壊してました。
篠原ルートは数回泣かされます。
ずっと一緒にいたいって言った後、この瞬間だけは忘れたくないって言った篠原にうるっとしました。
浅浪 皓 (CV.井上和彦)
プラモ大好きなダメ教師。
ゲーム中でもやる気のない様子が結構書かれています。
科学部の顧問で、記憶をなくしてしまった主人公の保護者のような人。
暇があればプラモ作ってる、だらけてるけどいい先生です。
専任講師の役職を貰う為に葵ちゃんと向き合ってくれてたのですが、いつの間にか積極的に面倒見てましたね。
記憶をなくした主人公が最初に心を開いたのが先生だったりします。
ゲーム中に
「男はオオカミだ、危険だ」
とか主人公に教える姿は面白かったなぁ。
部員たちにダメ大人の烙印を押されても、葵ちゃんが全部肯定的に返したり。
その発言の数々がぶっ飛んでて面白かったです。
葵ちゃん天然で可愛い。
そして先生ルート。
ルートに入ると、先生の弟である翔くん(CV.水口まつり)が出てきます。
科学部がなくなってしまう理由が、これなんですよね……。
先生ルートでは、一日ループが起きていてよかったと思います。
ループしているからこそ、翔くんと仲良くなり、一緒に遊ぶことも出来てよかったです。
でもやっぱり「終わり」は来てしまうんです。
「ループ……ずっと続けばよかったのになあ……」
あと7日でループが終わると部長が言った後の先生のこの台詞。
涙腺が緩んでました。
そんな先生を見て、葵ちゃんが部長にループをもう少し長引かせてくれとお願いしに行きます。
全て聞いた部長は
「君は僕を【強い人】と言ったが……【強い人】なんてこの世にはいない。強くあろうと頑張っている人たちがいるだけだ」
と言います。
部長いい事言うな……部長クリア後だと余計にぐっとくる。
三人で家でご飯を食べるシーンなんて、もうこいつら家族だろって思ってました。
しかし、告白シーンは決まらなかった……。
妹的な意味で?→いや、嫁的な意味で。
先生らしくていいんじゃないかな。
綿森 楓 (CV.岡本信彦)
なんかちらちら現れる不思議系男子。
全員クリアすることでようやく攻略出来るようになるキャラクター。
そして、物語の全てを知っている人。
このゲーム、「ループ」していたのです。
一日どころか、もっと長いループを何度も何度も繰り返しているんです。
それがわかるのが、綿森ルートです。
その「ループ」を抜け出すためには、主人公が自分の為に明日を願わなければなりません。
だから、今までにプレイした「ルート」は……。
というのがこのゲームの真実です。
綿森の過去はおまけ要素のツリーピースで見ることができます。
それを見ていると、綿森の苦しみやら部長とのつながりやら色々分かるようになってます。
本当にこのゲームのシナリオはよく作りこまれてるなぁ、と思います。
主人公がずっと苦しんでいた事が解決するシーン。
あのシーンは泣けました……。
だからダメよ、そういうのは泣いちゃうって。
そのおかげでようやく、明日が来てほしいなと思うようになる葵ちゃん。
それから、名誉部員になる綿森。
嬉しいけど部長に引け目がある綿森は
「しかし、いいのか。僕は君にとって…」
と言うのですが、部長は
「あれはただの八つ当たりだ、ごめんなさい!」
という部長が素敵過ぎて仕方がないです。
という感じです。
あまり有名ではありませんが、私のお気に入りの一つに入ってます。
……お気に入りゲームいっぱいあるけど!
ちなみにお気に入りキャラクターは……いません。
というか、皆等しく好きですね。
どのキャラにも好感が持てた良いゲームでした。
私もその科学部入りたい……。
部長の発明に振り回されるのは大変そうだけど、それでも参加したいなぁ。
主人公可愛いです。
先生を純粋に崇拝してるところとか…。
思わず先生が、もうちょっと真面目に生きようかなって考えてしまっていました。
一年ループっていう設定があるせいでそれぞれのキャラとのその後の風景が書かれないのは残念。
それとこのゲームのエンディング曲がお気に入りです。
しかしフルがどこにもない……チクショウ。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。
次回予告:澪~MIO~作品(PSP版はQuinRoseが協力) あさき、ゆめみし
PSP版の感想も書きたいので、うpし終えたらすぐにプレイ開始します。
(PC版は既にフルコンプ済みです)
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